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みんなの「建築」ブログ


一本の線

2011/03/21 11:07
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■地面に白いチョークでひかれた一本の線。”こちら側”と”あちら側”。風が吹けば消えかけるし、誰かがひきなおせば線の位置は変わる。壁も何もない一本の線。この線の意味は1か0。今回の地震の時、偶然”こちら側”にいた。本当に偶然。誰もが”こちら側”になり、また”あちら側”になる。これは誰にも分からない。しかし分かる事は”こちら側”と”あちら側”では生と死と言う違いがある。そんな世界に生きているいる事を現実に実感した。


■建築家とグランドデザインとの断絶
 山本さんや石山&難波さんが、復興について議論を始めた。しかし、復興は法律に従って淡々と進められている。残念ながら”建築家”が入る余地は無い。そもそも国のグランドデザインに建築家は関与していない。政治家や官僚主導で大手ゼネコンやコンサルが実行している。姜尚中さんが『日本のすばらしい建築家が個人で世界へ出て行っている』と言っていた。その”すばらしい建築家”でさえ日本のグランドデザインには関与できない。何かおかしい。なぜ、建築家と国のグランドデザインとの間にこれほどの溝ができてしまったのか? なぜだろう?
日本の復興能力は世界一で、法律で定められている仮設住宅まではものすごい勢いで進むだろう。しかし、その後のことはどのマニュアルにも書いていない。人と人との関係、地域の特殊な文化などはどこにも書いていない。復興は10年後20年後を見据えなければならない。一方でスピード求められ、とても難しい問題だからこそ議論が必要でありマニュアルだけではなく、人間の意見も必要だと思う。(法律も人間が作ったものだけど・・・) このような時一番に活躍するべき”建築家”が蚊帳の外にいる建築ってなんなんだろう。
そんなこと100も承知で議論をおこなっている”建築家”は本物であり、本当に信用できる”建築家”だと思う。

■できること
 木材を扱っているので、復興には必然的に関わっていくことになる。国の政策を見ながら、信用できる”建築家”の議論を注視しながら自分のできることを精一杯考えて実行していこうと思う。

 1、建設された仮設住宅群でのコミュニティー改善のしかけ

 2、仮設住宅=恒久住宅になるような住宅(国からの支援金内での住宅)

 3、セルフビルドの手助け

今、考えているのは上記で、組合の設備を利用すれば実現可能なことです。
ガソリンが調達できればすぐに組合へ行き、実行に向けて具体的に話をするつもりです。
どこまでできるか分かりませんが、やれる所までやります。
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